読書感想文の書き方「とりあえず主人公と自分を照らし合わせとけばなんとかなる説」 |

【読書感想文の書き方】とりあえず主人公と自分を照らし合わせとけばなんとかなる説

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学生のみなさんはいまごろ、やっと来た夏休みを満喫していることでしょう。

でも楽しい夏休みには宿題がつきものです。

できれば早めに終わらせたいものですが、なかなか手につかなくて困っていませんか?

とくに読書感想文は決まった答えがない宿題ですから、ぱぱっと終わらせることもできない難関ですよね。

というわけで今回は読書感想文の簡単な書き方をご説明いたします。

感想とか選んだ理由とかないよね

その本を選んだ理由とかきっかけとかって「なんとなく」ってことが多いから、結局あらすじだけ書いて文字数を埋めようとしてしまいますよね。

あと課題図書だったから、とか。

読んで自分の中で何がどう変わったかとかわからないし、とくに変わってないですよね。

だから今回僕が紹介する読書感想文の書き方は、読んだ感想とか、選んだ理由とか一切必要ない書き方なので、誰でもすぐに原稿用紙5枚埋めることができてしまいます。

とりあえず自分と比較しとけばなんとかなる

自分と照らし合わせる、というと難しく感じてしまいますがやってみると案外簡単なものです。
勇敢な主人公が出てくる話なら、自分ならこんな果敢な行動できないなーということを書けばいいし、

情けない主人公なら、自分ならもっと大胆な行動をする!ということを書けばいいんです。

とにかく主人公と逆の考え方をもって、自分ならどうするかを事細かに書けばいいんです。

主人公と同じ気持ちにしかなれないなら、別の登場人物でも構いません。

具体例:走れメロスの場合

具体的にどう書けばいいかを太宰治の「走れメロス」を例にしてご説明しましょう。

メロスがセリヌンティウスを人質にした一文を抜き取って、

『自分には、人質にできるほど親しい友人がいたとしてこんな裏切るようなことはできないと思った。しかし、人質にされてもメロスを信じるセリヌンティウスとの仲はとても羨ましいとも思う。』

とか

メロスが諦めようとする一文を抜き取って、

『僕ならもっと前で諦めてしまうような気がするから、メロスが諦めようとするのも無理はないと思った。』

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とか

メロスとセリヌンティウスが互いに諦めかけたり、来ないんじゃないかと疑ったことを償うために殴り合う一文を抜き取って、

『僕がメロスだったとして、諦めようとしたことを言うだろうか。もし言ったとしてそのことを懺悔して殴ってくれなんて言えるだろうか。
僕なら諦めず全力疾走できたと嘘をついてしまうと思う。だからメロスはたとえ諦めようとしたとはいえ誰よりも男らしい男の中の男だと思うし、それに応えたセリヌンティウスもかっこいいと思った。
僕も、お互いに嘘はつかずに本音を言い合える友人が持てるように友人を大切にしたいと思った。』

なんて言う風に自分じゃこんな行動できないなーということを書き連ねれば、勇敢な主人公がどれだけ勇敢かを引き立たせることができます。

具体例:山椒魚の場合

次に主人公が情けない小説を例にして説明します。

「山椒魚」は井伏鱒二の小説で、自分の体がいつの間にか成長して住処から出られなくなってしまった山椒魚が主人公です。

山椒魚が、メダカがみんな一緒に行動する様をみて「不自由」だと嘲笑する一文を抜き出して、

『自分ならメダカたちに助けを求めると思う。たとえ役にたたなくても「不自由」だとか馬鹿にできるような状況にいないのだからこの山椒魚は本当に馬鹿なんだなと思った。』

とか、

物思いにふけるエビを馬鹿にする一文を抜き取って、

『何度も言うようだが、どうしてこの山椒魚は助けてもらおうとか協力してもらおうとか思わないのか疑問である。自分ならとにかく近くにいる人に助けを求めると思う。』

蛙を住処に閉じ込めて口論する一文を抜き取って、

『重ね重ねこの山椒魚は本当に情けないやつだと思う。ひとりが寂しくても自分と同じ苦しい状況を味あわせるなんてことは自分なら絶対にしないと思う。』

など情けない主人公の場合は、自分のほうがもっと賢くやれるということを書けばどれだけ主人公が情けないやつかを際立たせることができます。

まとめ:本文と「自分なら」の黄金コンビ

高校1年生のとき僕はこの書き方で、クラスの代表に選ばれました。

そのことからもこの書き方がどれだけ優秀かわかってくれると思います。

本文の中の主人公の行動や発言の描写を抜き出して、それに対して自分ならどうするか、またどうしないのかを交互に書いていけば原稿用紙5枚はあっというまですよ!

読書感想文がんばってくださいね。


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