なぜゲームを禁止されていない子供の方が勉強ができ集中力のある人間になるのか。 |

なぜゲームを禁止されていない子供の方が勉強ができ集中力のある人間になるのか。

注目記事

ゲームOKの子供が優れているという調査結果

『「ゲームOK」の子の方が勉強に集中し、親との会話も長い……朝日小学生新聞調査』

「家庭内でゲームOKの子どものほうが、ゲーム機を持っているが禁止されている子より勉強への集中力が高く、宿題も自主的に取り組む」

というデータを明らかにした調査が少し話題になっています。

でも、なぜゲームを禁止されていない子供の方が勉強ができ集中力のある人間になるのでしょうか?

「ひとつのことだけやり続ける」という苦

もちろん勉強だけをやり続けることがストレスになるのは周知の事実であります。

しかし、それだけではないのです。

勉強に限らず、なにか一つのことだけをやり続けるのは苦になるものです。

それはゲームも例外ではありません。

逆に勉強を一切せず、ゲームだけをやらせ続けたらどうなると思いますか?

ゲームを禁止された子供と同じように、たいしてゲームが上手くなるわけでもなく、それどころかゲームを嫌いにさえなるのです。

では具体的に、なぜゲームを禁止されていない子供が集中力に長け、良い成績を残せるようになるのか考えてみましょう。

「複数やる」という楽しさと時間の使い方

禁止せず開放的にするのは、なにもゲームだけでなく漫画やテレビも同様です。

つまり、「禁止」という状態そのものがいけないのです。

そして、「複数のことをやる」ことが集中力と自主性の向上に繋がるのです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

1.

勉強をする

休む

勉強をする

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2.

勉強をする

ゲームをする

漫画を読む

勉強をする

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

後者のサイクルの方が非効率的で集中力に欠けるように見えます。

しかし、ゲームや漫画には区切りがありますからこのサイクルは大抵それぞれが同じ時間だけやれるようになります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

スポンサーリンク

勉強をする【1時間】

ゲームをする(次のボスを倒す所までやる【1時間】)

勉強をする【30分】

漫画を読む(1巻だけ読む【30分】)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「その時間だけ頑張ればいい」という気持ちで毎日繰り返すことが集中力の向上に繋がります。

自主性の向上も同様です。

ここまでやったら終わり、と自分で決めることが肝要です。

続きを明日またやれる、という気持ちが勉強を早く終わらせようという気にさせます。

勉強だけだと、途中で切り上げても別の何かで気を紛らわせることもできず「やる甲斐がない」と思ってしまいます。

終わりのない道を1人でずっと歩くより、途中で公園があったり、友達と話したり、たとえ同じ道に戻るとしても分かれ道があった方が楽しくなりますよね。

これはテストの問題を効率よく解いていくスキルを養うことにも繋がると思います。

頭を使わないのが「ゲーム」ではありません

今時のゲームはただジャンプをしたり横にスクロールして弾を撃つだけのゲームばかりではありません。

予想外に頭を使って効率を求められるゲームも少なくないのです。

難しい漢字や計算が必要なゲームだってあるし、史実を基にしたゲームもあります。

ゲームという大きなくくりで禁止するのは今日時代遅れと言えるかもしれません。

いま子供たちの間でなにが流行っていて、どんな所以でそれが流行っているのかを考えてみると、ゲームも悪くないものだと理解を深めることができるやもしれません。

頭を使う複雑なゲームといえば

PS4やニンテンドースイッチなど幅広いコンソールで発売されている絶大な人気を誇る「マインクラフト」を例に出しましょう。

このゲームこそ現代のゲームの複雑さを体現しているといっても過言ではありません。

敵を倒すのはもはや大きな目的ではありません。

なにものも寄せ付けない強固な家を建てるもよし、異次元でレアアイテムを探し続けるもよし、巨大な街を作るもよし。

レッドストーン回路と呼ばれる回路を用いて、農業やレベルアップをより効率的に行うための本格的な装置の製造を求めらるシーンもあります。

このゲームで頭を使わないシーンは一秒もありません。

「何をどうしたら良いのか」と考えることは必ず勉強にも活かせることでしょう。

まとめ:「ゲーム禁止」が将来の夢を眩ませる

ゲームには子育てや教育に非常に有効的なことばかりが含まれているという考え方もあります。

子供というのはなんにでも興味を示しますが、「これ」という定まった好きなものはなかなか見つけられないものです。

ですから様々なものに目をむけ、その中からひとつ将来の夢としてこれ以上なく好きなものを探し出すのです。

ゲームも例外ではありません。

その模索の楽しみを親が制限してしまうのが親の役目でしょうか?

情報技術の発達で、「仕事」というものも多様化する現代ではとにかくいろんなものに触れさせてあげるのは今日の親に求められる役割ではないかと思います。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする