高卒より大卒の方が収入が多い?でも実際は・・・。大学進学を迷っている方に読んでほしい。 |

高卒より大卒の方が年収が多い!でも奨学金を借りるつもりならよく考えて!

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大卒でも高卒と収入が変わらなくなってしまう人とは?

大卒の初任給は高卒よりも多く、生涯年収を見ても約4千万ほど開きがあります。

だから大学は行くべきなのかと言うと、実は大きな落とし穴があります。

もちろん良い大学に行き、良い会社に就職しそこで定年まで働けば高卒より遥かに高い収入を得られます。

しかし偏差値50未満や50前後の大学ではどうでしょうか。

たとえ就職はできたとしても高卒よりほんの少し高いだけです。

加えて、奨学金を借りてその返済額を考えると

そのほんの少し高い給料の中で、実際に自分の手元に残るお金は高卒とほとんど変わらなくなってしまうのです。

くわしく見ていきましょう。

高卒の収入と自由に使えるお金

高卒の手取り平均は13〜15万円です。

手取りというのは所得税や厚生年金が引かれた後の手元に入る金額のことです。

一人暮らしの場合、ここからさらに家賃や食品、生活費が引かれます。

大学に行く前に 大学進学前にまず考えなければいけないのが、入学金や学...

上の記事に書いた一人暮らしにかかる費用の概算に則って考えるとだいたい10万円前後が相場です。

そうすると自由に使えるお金は3〜5万円ということになります。

正社員の場合は半年に一度ボーナスが入るので年収でみると180万円程度。

ボーナスを含めた年収を手取りとして換算すると15~17万円となります。

もう一度自由に使えるお金を考えてみると5〜7万円になります。

大卒の収入と自由に使えるお金

では、大卒の場合どうでしょうか。

大卒の手取りの平均が15〜17万円

ボーナスを加えた年収から実質の手取りを計算すると18万円前後。

大学で奨学金を借りていた場合、ここからさらに返済額が引かれます。

奨学金の借り入れ額によって月の返済額も変わりますが、だいたい月々1万3千円〜2万6千円です。

間をとって2万円という事にすると、残るお金は16万円

高卒と同じように自由に使えるお金を考えると6万円程度です。

もうお気づきですね?

奨学金を借りて大学に行くなら結局高卒とそう変わらない

さらに大学に行ったからといって、大学を卒業したからといって、必ず就職できるとも限りません。
途中で大学を辞める可能性だってあります。

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もちろん昇給のことも考えれば30代、40代と長い目で見れば大卒のほうが収入が多くなるかもしれません。

しかし奨学金の完済は繰り上げ返済をしなければ15~20年かかります。

繰り上げ返済をしても10年は付きまといます。

繰り上げ返済をするならなおさら高卒とそう変わらなくなってしまいます。

そんな借金がある20代の生活の中で、結婚して、車を買って、子供を生んで、家を買って、なんてできるでしょうか?

結婚した相手にも奨学金の返済があるならなおさらです。

厚生年金の44年納入特例をご存知ですか?
簡単に説明すると、

厚生年金を44年納めた人に限り退職後に支給される年金の額が増えるというものです。

(正確には老齢年金の前の定額部分と加給年金の部分になります。)

16歳から働いている人ならちょうど60歳でこの制度の対象となります。

というのも、この制度はもともと中学卒業と同時に就職した人のために設けられたものだったのです、

しかし定年が65歳になった今、この制度は高校卒業と同時に就職した方も対象になり得るようになりました。

大卒では定年が70歳にでもならない限りこの制度の対象にはなりません。

あくまで今現在の制度の話なのでこれからさきどうなるかはわかりませんが、高卒でも働き続ければメリットはあるんです。

まとめ:借金してまで大学に行きますか?

もちろんやりたいことが定まってどうしても大卒の資格、大学でとれる資格が必要であるなら行くべきだと思います。

しかしやりたいことも定まってないのに、借金してまで大学に行っても4年間通い続けられる保証もないし就職できる保証もありません。

定まっていたとしても途中で他のことをやりたくなるかもしれません。

収入が少なくても、借金がない状態というのは大きなアドバンテージになり得ます。

高卒でもやりたいことを探しながら仕事をして、借金-しがらみ-のない状態でいろんなことにチャレンジしてみた方が楽しいと思います。

それから貯金をして大学にいくのでも遅くはありません。

今、大学に行こうかどうか迷っている方は下の記事とともにぜひ参考にしてみてください。

大学に行く前に 大学進学前にまず考えなければいけないのが、入学金や学...

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