死にたい、自殺したいと思っている方に読んでほしい。豊かに生きる知恵としてのブッダの教え |

死にたい、自殺したいと思っている方に読んでほしい。豊かに生きる知恵としてのブッダの教え

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僕を救ったブッダの教え

先日記事にも書きましたとおり、ぼくは一時期うつ病を患っていました。

実は僕は少し前まで軽いうつ病でした。 一日一食のみの日も増え、体...

そんなときに出会った本の中で、もっとも影響を受けたのが「手塚治虫のブッダ」と「ブッダの言葉」でした。

そもそもこの二編を読んでみようと思ったきっかけはYoutubeで悩める人々の質問に答えている「大愚元勝」氏に出会ったところから始まります。

Youtubeで「死にたい」と検索して出てきたこの一本の動画が僕に「生きたい」と思わせました。

この世の真理として「四宝印」というものがあります。

「一切皆苦」・・・この世はすべて自分の思い通りにはならない

「諸行無常」・・・この世のすべては絶えず変化しいずれ朽ち果てる

「諸法無我」・・・この世のすべては自分の思い通りにはならず、また自分中心に動くものではないし自分というものもない

「涅槃寂静」・・・この世のすべてにとらわれず穏やかな心を手に入れる唯一の方法は涅槃(悟りを開くこと)である。

そして「死にたい」と思うのは現状を強く変えたいと思うからだ、と説いています。

この世は生きている限り移り変わっていくから、自分を取り巻く環境が変われば死にたいと思う自分も変わる。

だからまずは転校なり転職なり、現状を変えてみてくださいとも説いておられます。

この教えをもとに僕はいったん実家に帰り、バイトをやめ、一時休息をとることにしました。

結果として、「死にたい」と思わず、また「生きる」ことにも執着しないようになりました。

執着しない生き方

幾多の苦行の末ブッダは、悟りの真髄は「中道」にあると気づきます。

何も口にしない断食も過度に豪勢な食事も、悟りを開く上では何の意味も持たず、「好い加減」であることが肝要だ、ということです。

もちろん食事に限らず、広く「偏らない」という意味で中道という言葉はつかわれます。

複雑な邪念にあふれている現代においてこの「中道」は感情を穏やかにするすぐれた考え方だと思いました。

あれが欲しい、これが欲しいとものに執着せず、

どうしてあの人はこうなんだ、と人に執着せず、

怒りたい、悲しい、と心(感情)に執着しない。

と考えることで期待しない、自分のできる範囲で、自分のできることを正しい見方でやれるようになります。

この考え方は八正道」にもつながります。

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死にたいとか、どうしようもならないことはすべて物事に執着することが原因であるから

正しい見解 (正見) ,正しい思惟 (正思) ,正しい言語行為 (正語) ,正しい行為 (正業) ,正しい生活 (正命) ,正しい努力 (正精進) ,正しい想念 (正念) ,正しい精神統一 (正定)

を実践することで悟りの道は開ける、ということです。

この世は自分の思い通りにはいかないことを自覚する

生きること、老いること、病を患うこと、死ぬこと

そして

愛する人と別れること(愛別離苦)

怨み憎んでいる人と会わなければならないこと(怨憎会苦)

求めているものが手に入らないこと(求不得苦)

自分の体や心が思うようにならないこと(五蘊盛苦)

この四苦八苦すべて自分の思うようにはならないのだ、ということを心して日々生活することで、期待しないで生きることができています。

自分が倒れさえしなければ誰も自分を踏むことはできない

あなたが落ち込んだり、沈み込みさえしなければ誰もあなたを踏みにじることはできません。
あなたが元気で、自分の思うように行動すれば、あなたをけなす声はあなたの耳に届きません。

そうしてあなたが思うような結果が得られなかったとしても、あなたが精一杯やった結果ならあなたは満足しているはずだし、

これまでにとらわれない生き方を実践していれば、すぐに次の計画に移行できるはずです。

あなたが死ぬことさえ選ばなければ、この世はいつかあなたの思うような変化が訪れます。

あなたが死んだら、あなたが望んだ変化が訪れてもあなたはそれに気づけないし、その変化はないも同然です。

自ら死を選ばずともいずれやってくる

あなたが死のうとしなくてもいずれあなたは死にます。
それなら死ぬ前に一度死ぬぎりぎりまでさまざまなことを実践してみませんか。

死ぬほど恥ずかしいこと、死ぬほど苦しいことをしても実際に死ぬことはないのですから。

あなたが今、仕事や学校でいやなことがあって落ち込んでいるなら、この「死...

まとめ:誰のためでもない、自分のために生きる

自分のやりたいことをやって人生を謳歌している人間、やりたいこともなく堕落している人間、そのどちらにも共通して訪れるのが「死」です。

だれかがこう言ったから
やれと言われたから
できっこないと言われたから
自分がいなくなったら困る人がいるから
死ねといわれたから

苦しんでいる現状で自分以外の人間が満足することはあっても、自分が満ち足りることはありません。

苦しいなら逃げていいんです。逃げる方法は死ぬことだけではありません。

髪を染める、通る道を変える、仕事をやめる、引っ越す。

さまざまな現状を変えることが生きることに繋がります。