綺麗な小論文の鉄則&小論文がうまく書けるようになりたいなら数学をやれ! |

綺麗な小論文の書き方のコツ&小論文がうまく書けるようになりたいなら数学をやれ!

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高校3年生で推薦入試を受験しようと思っている方は、現在小論文の勉強の真っ最中ではないかと思います。

小論文って今まででやったことのないことなのでなかなかコツがつかめないものですよね。

今回はそんな方たちのために、小論文の鉄則をお話していきたいと思います。

前回、こちらの記事で『頭の良い人は「文章を作る力」がある』という風に結論付けました。

その中で僕が例として軽い小論文を書いてみました。

今回もその小論文を例にして小論文の鉄則について説明していきたいと思います。

加えて、小論文が上手く書けるようになりたいなら数学を勉強したほうが良いということも解説していきたいと思います。

小論文の書き方の基本

このあたりはもう何度も注意されていることだと思いますが念のため。

・「です・ます」調ではなく「だ・である」調で書く。

序論・本論・結論の構成を大事にする。

序論で短い結論を書く。課題文がある場合はその要約も書く。

・本論を一番長く書く。なぜそう考えたのかの根拠を明確に反対意見に対する主張も書く。

結論は短く

以上の注意点の中から特に注意したいことを噛み砕いて説明していきたいと思います。

結論を先に決めて意見を明確に

たとえば「りんご」を主題として小論文を書く場合、結論として「りんご」を持ってくると綺麗に終わることができます。

最初に『私はりんごを見るにつけ、決まって思い出すことがある』から始まり

『だからこそ私は「りんご」を見るたびにこの話を絶対に思い出そうと決めているのである。』で終わることを決めてしまえば本論で書くことは自動的に決まりますし、自分の考えがぶれることはありません。

この場合、問題提起があるわけではないので自分の立場を明確にする必要はありませんが問題提起があり自分の立場を書く場合には、

『私は~だと思う』で始まり『だから私は~だと思う』で終わることを決めれば

最初と最後で主張がずれてしまうことを防げます。

反対意見に対する反対意見

こちらの「りんご」の小論文ではゾウを殺す理由についての反対意見を述べています。

ゾウは賢い動物だが、時に人を襲うことがあるから殺処分するのは妥当である。という意見に対し、

『しかし、これほどまでにゾウたちを苦しめた根幹にある原因は「人」が作ったのだ。』と殺す理由として正当性がないことを主張しています。

この文章をもっと明確に書くなら

『たしかにゾウが人を襲うことはある。しかし動物園に閉じ込めて殺さなければならない理由を作ったのは人なのだから殺すことに正当性はないと思う』

となります。

自分の意見だけを述べたり、反対意見に真っ向から反対したりするのではなく反対意見もまた正しい主張である、ということを書いてから「しかし」で自分の意見を述べます。

「なぜ」をなくしていく

序論で自分の意見や立場をあらわしたあと、なぜその意見になったのか述べなければならないことはわかりますよね。

でもそれだけではなくとにかく「つっこまれる部分をなくす」ことが重要です。

「私はりんごが好きだ」

なぜ?

「甘いからだ」

なぜ甘いから好き?他にも甘いものあるよ?

「加えて食感も好きだ」

梨とか似てるよ?

「その形や色も好きなのだ」

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という風に「そうでなければならない理由」を事細かに書くことで説得力のある意見になります。

もっと難しい問題を例にすると

「日本語はあいまいで非論理的だ」

なぜ?

「~的、~かも、多分などを多用するからだ」

なぜ多用するとあいまいなの?

「多用するだけでなくそれらを用いているのに断定的な表現をするからだ」

という風に構成して、本論で具体例を詳しく述べていけばよい。

ロジックツリーにしてわかりやすく文章を組み立てていくのも良いでしょう

小論文の鉄則まとめ

・結論を先に決める

・反対意見についての主張を述べる

・つっこまれる「なぜ?」をなくす

この三つですね。

あとは「小論文の基本」で書いた細かい部分に気をつければ綺麗な小論文が書けるはずです。

文章力を上げたいなら数学をやれ!

次にそもそもの文章を書くのに文章力がない場合はどうしたらよいのか、ということについてです。

もしまだ受験の時期まで時間があるなら、数学に力を入れてください。

長文の構成力は国語では養えない

実は国語では文章の構成能力はそこまで養えないのです。

では国語の授業で養えるのは何か。

要約する力と漢字、読解力と語彙力です。

考えてみると国語の授業で長々と文章を書かされることってあまりないように思いませんか?

あるとすれば読書感想文くらいでそんなに頻繁にやるものではないですよね。

重点的にやることといえば、作中に出てくる人物がなぜこのような気持ちになったのか、また行動を起こしたのか、とか

課題文を短くまとめる、とかですよね。

あとは漢字をちょろっと。

ですから国語の勉強だけでは「良い文章」を書けるようにはなりません。

国語で学んだ「語彙力」を活かすには「数学的思考」も必要なのです。

中学の数学からでも可

数学の証明問題や公式を必要とする問題は小論文の構成と非常に良く似ています。

中学のときにやった証明問題にもそれが顕著に現れています。

まず問題があって、問題文からわかることを根拠に、結論を導き出す材料を作る。

これは小論文とまったく同じですよね。

特に数学では「なぜ?」を残したまま答えを出すことができませんから、ひとつひとつ問題点を解消していく必要があります。

数学で養える力は小論文に非常に役立ちます。

もし「数学が嫌いだが国語が好き」という方がいましたらその方はおそらく漢字や語彙力は豊富でも

文章を書くことはそこまで得意ではないと思います。

まずは中学の数学で構いません。

やっていくうちにいつのまにか小論文も上手く書けるようになっているはずです。


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